白石晃士の著書『フェイクドキュメンタリーの教科書:リアリティのある“嘘”を描く映画表現 その歴史と撮影テクニック』が、1月7日に刊行される。
『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズや日韓合作映画『ある優しき殺人者の記録』といった数多くの作品を手掛け、新作『貞子vs伽椰子』の公開を6月に控える白石晃士監督。同書では、フェイクドキュメンタリーを駆使した作品を発表している白石が、自身の監督作を例にその撮影テクニックや演出方法、創作論などを明かす。
またフェイクドキュメンタリーの歴史や分類についても詳述するほか、巻末には『ある優しき殺人者の記録』の撮影時に使用されたシナリオを、各シーンの演出意図などの解説付きで全文掲載。さらに購入者特典として、同書のために白石がiPhoneで撮り下ろした短編作品『白石晃士の世界征服宣言』とメイキング映像を収めたDVDが付属する。表紙のイラストは羽生生純が担当。
なお1月17日には、東京・渋谷のUPLINK FACTORYで同書の刊行を記念したサイン会および上映会が開催。『白石晃士の世界征服宣言』本編とメイキング加え、白石の処女作『暴力人間』が上映される。
書籍情報
イベント情報
『白石晃士「フェイクドキュメンタリーの教科書」出版記念上映&サイン会』
2016年1月17日(日)18:30~(18:00開場)
会場:東京都 渋谷 UPLINK FACTORY
上映作品:
『暴力人間』(監督:白石晃士)
『白石晃士の世界征服宣言』(監督:白石晃士)
料金:2,000円
※『フェイクドキュメンタリーの教科書』購入者および持参者は1,800円