引退した作曲家に訪れた女王からの依頼、GG賞ノミネート作『YOUTH』

映画『YOUTH(原題)』が、4月16日から東京・新宿バルト9、渋谷のBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。

アルプスの高級ホテルが舞台の同作は、未来への希望を持てずにいる引退した80歳のイギリス人作曲家・フレッドの再生を描いた作品。ホテルで休暇を過ごすフレッドが、自身の代表作をエリザベス女王のために披露することを依頼されるが、「個人的な理由」から断ってしまうというあらすじだ。

主人公のフレッド役をマイケル・ケインが演じるほか、ホテルで共に休暇を過ごすフレッドの親友で映画監督のミックにハーヴェイ・カイテル、元人気女優役にジェーン・フォンダがキャスティングされている。またレイチェル・ワイズ、ポール・ダノも出演者に名を連ねている。

監督を務めたのは『グレート・ビューティ 追憶のローマ』で『アカデミー賞』外国語映画賞を受賞したパオロ・ソレンティーノ。日本時間の1月11日に発表される『第73回ゴールデン・グローブ賞』では、ジェーン・フォンダが助演女優賞、カナダの現代音楽家デイヴィッド・ラングが作曲した主題歌“Simple Song#3”が主題歌賞にノミネートされている。

作品情報

『YOUTH(原題)』

2016年4月16日(土)から新宿バルト9、Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開
監督・脚本:パオロ・ソレンティーノ
出演:
マイケル・ケイン
ハーヴェイ・カイテル
レイチェル・ワイズ
ポール・ダノ
ジェーン・フォンダ
配給:ギャガ

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