Soulwaxの新作『Belgica - Original soundtrack by Soulwax』が4月6日にリリースされる。
2 Many DJsとしても知られるデイヴィッド・ディワーラ(Gt)、ステファン・ディワーラ(Vo)を中心に活動するベルギー出身のSoulwax。2005年に発表された『Nite Versions』以来の新作となる同作は、『オーバー・ザ・ブルースカイ』で『第86回アカデミー賞』外国語映画賞にノミネートされたフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン監督の新作『ベルヒカ(Belgica)』のサウンドトラックとして制作された。
『ベルヒカ(Belgica)』は、ベルギーのヘントにバーをオープンさせた兄弟の物語を描く実話をもとにした作品。サウンドトラックはヘントにあるSoulwaxのスタジオで約1年間にわたって制作、ミックス、レコーディングが行なわれ、全て映画のために作られた架空のバンドの楽曲として収録されている。
同作の楽曲制作についてメンバーは「映画に登場するクラブで演奏するための完全オリジナルの楽曲をレコーディングしたんだ。音楽を書くところからリハーサル、セットの中でのバンドの演奏を録音するところまでね」と語っている。また架空アーティストのWhite Virginsは「クラウトテクノバンド」、They Liveは「サイコビリートリオ」、Charlotteは女性シンガーであり、ハードコア集団のBurning PhlegmにはSepulturaのメンバーも参加していることもコメントで明かされている。なお、劇中に登場するバンド・The Shitzが収録曲“How Long”を披露する様子を映した映像が公開中だ。