映画『ヘイル、シーザー!』が、5月から東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。
コーエン兄弟が監督・脚本・製作を手掛ける同作。1950年代のハリウッドを舞台に、スタジオの命運を懸けた大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に主演俳優である世界的大スター・ウィットロックの誘拐事件が発生し、スタジオの「なんでも屋」の男が俳優たちを巻き込みながら事件の解決に挑む、というあらすじだ。ブラックユーモアを交えたサスペンスとなり、俳優たちが歌って踊るミュージカルシーンも盛り込まれているという。
貧乏くじばかり引いている「なんでも屋」を演じるのはジョシュ・ブローリン。突然姿を消すウィットロック役をジョージ・クルーニーが演じるほか、若手女優役にスカーレット・ヨハンソン、ミュージカルスター役にチャニング・テイタム、演技が下手なアクション俳優役にアルデン・エーレンライクがキャスティングされている。さらにレイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンらが出演者に名を連ねている。