ミクニヤナイハラプロジェクトの舞台『東京ノート』が、3月24日から東京・吉祥寺シアターで上演される。
ミクニヤナイハラプロジェクトは、Nibroll主宰の矢内原美邦が「言葉」と「身体」の関係性に特化し、「演劇作品」を制作することを目的に設立したソロプロジェクト。演劇的なアプローチからダンスや台詞、歌、映像など舞台を構成する要素を交錯させるべく取り組んでいる。
平田オリザによって1994年に作・演出された『東京ノート』は、近未来の美術館のロビーが舞台。ヨーロッパで起きている戦争を受け、日本に避難している絵画を前に繰り返される断片的な会話によって、日々の生活を送る日本人の姿が描写される作品となっている。これまで全公演の作・演出を手掛けてきた矢内原にとって、既存の戯曲を演出することは初となる。チケットは現在販売中だ。