『PARIS オートクチュール―世界に一つだけの服』が、3月4日から東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催される。
19世紀後半のパリで生まれたオートクチュールは、パリ・クチュール組合の承認するブランドが顧客の注文にあわせて仕立てる高級服。ガリエラ宮パリ市立モード美術館館長の監修のもとで2013年にフランス・パリ市庁舎で開催された展覧会を再構成する同展では、オートクチュールの始まりから現代までの歴史が紹介される。
会場では、シャネル、クリスチャン・ディオール、バレンシアガ、イヴ・サンローランといったブランドのドレスや小物、デザイン画、写真など約130点を展示。時代ごとのシルエットの変遷や、刺繍、羽根細工、コサージュなどに表れた職人技を見ることができる。