『The Second Stage at GG #41 fancomi展「tale」』が、3月1日から東京・銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。
1980年生まれのfancomiは、セリフや言葉を使わず、目鼻のない輪郭だけのキャラクターが登場する作品を発表しているイラストレーター。2010年にガーディアン・ガーデン主催の公募展・第3回グラフィック『1_WALL』のファイナリストに選出され、現在は自身のアートブックの出版や展覧会の開催など、多岐にわたる活動を行なっている。
同展は、ガーディアン・ガーデン主催の公募展に入選した作家たちのその後の活動を紹介する「The Second Stage at GG」シリーズの第41弾。会場では、絵本の一場面のような物語性のある作品群が展示される。
また会期中には、オープニングパーティーをはじめ、fancomiが参加者の似顔絵を物語の中に描くイベントや、fancomiと第3回グラフィック『1_WALL』の審査員を務めた大塚いちおのトークイベントも実施される。各イベントの参加方法や日程などの詳細は、ガーディアン・ガーデンのオフィシャルサイトをチェックしよう。
fancomiのコメント
僕の描く物語は、事実か空想か、どこかの誰かに起きたほんの一幕。
「こんなことあったよ」とか、「こんな夢見たよ」とか、何気ない出来事を少しでも楽しく人に聞かせるように、そんな感覚で物語を描いている。
人によってはただの無駄話かもしれないし、そこから何かを見いだす事もあるかもしれない。
「ふ~ん。」と聞いてくれても良いし、面白がってくれたらなお嬉しい。