特集記事「2016年の文学」が、本日2月15日発売の文芸誌『MONKEY Vol.8』に掲載されている。
翻訳家の柴田元幸が責任編集を務める同誌。今回の特集記事では、3月2日から東京都内各所で開催される『東京国際文芸フェスティバル』にフォーカスし、登壇する作家たちを紹介する。掲載作家は、『ノーベル文学賞』を受賞したオルハン・パムク、小説『Xのアーチ』などで知られるスティーヴ・エリクソンをはじめ、プラープダー・ユン、イーユン・リー、セス・フリード、エリザベス・アレグザンダーら。また小野正嗣、都甲幸治、松田青子、宮下遼、柴田元幸による座談会「妄想・歴史・写実 ――2016年 文学の見取り図」なども掲載される。
アンケート企画にはエリクソン、古川日出男、西加奈子、川上弘美、石井岳龍、川上未映子、穂村弘、中村文則、平野啓一郎らが回答。小川洋子が海外文学について語る柴田によるインタビューも掲載される。表紙イラストは西加奈子が担当。