『日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展』が、3月1日から東京・上野の国立西洋美術館で開催される。
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは、1571年に生まれ、38歳で逝去したイタリアの画家。人間を写実的に描き、光と影を明確に分ける明暗法を用いた画風で、ルーベンスやラ・トゥール、レンブラントをはじめとする17世紀の画家に影響を与えた。
同展では、イタリアの美術館が所蔵するカラヴァッジョの作品10点に加えて、カラヴァッジョの画法を模倣、継承した「カラヴァジェスキ」と呼ばれる画家たちの作品を合わせて50数点展示。さらに、裁判や暴力事件といった、カラヴァッジョに関する事件を記録した古文書などの史料も紹介し、カラヴァッジョの生涯と画業の双方を紐解いていく。会期中のイベントや展示作品の詳細は、同展のオフィシャルサイトをチェックしよう。