『ロバート・モリス&菅木志雄』展が、3月12日から東京・原宿のBLUM & POEで開催される。
工業素材を用いた作品を発表し、ミニマルアート、プロセスアート、アースワークなどの代表的な作家のひとりであるロバート・モリスと、自然物や人工物を空間の中に配置したインスタレーションを制作している「もの派」のアーティスト・菅木志雄。両者は共に1960年代以降のサイトスペシフィックインスタレーションの中心的存在として知られている。
同展では、モリスの1969年の作品『Lead and Felt』と、菅の1978年の作品『辺界』という2つのインスタレーションを同時に展示。両作は共に一度廃棄された後に再制作された作品となり、展示を通して2人による素材、偶然性、不確定性、空間といった要素への探求を対比するという。なお、モリスの展覧会が日本で開催されるのは約20年ぶりとなるという。
また、3月12日にはオープニングレセプションも開催される。詳細はBLUM & POEのオフィシャルサイトをチェックしよう。