相対性理論の新作詳細、閉館直前のバウスシアターで制作された楽曲も

4月27日にリリースされる相対性理論のニューアルバム『天声ジングル』の収録曲が発表された。

相対性理論にとって約2年9か月ぶりのアルバムとなる同作。ジェフ・ミルズとのコラボレーションによって昨年3月に発表された『スペクトル』の収録曲“ウルトラソーダ”のリマスタリングバージョンをはじめ、全11曲が収められる。

収録曲“弁天様はスピリチュア”は、2014年6月10日に閉館した東京・吉祥寺の映画館であるバウスシアターの解体直前となる6月12日、13日に同館内で行なわれたレコーディングから曲作りがスタートした楽曲。完成に1年半以上を費やしたという。今回の発表とあわせて同館での録音風景を捉えた写真と、楽曲制作直後にやくしまるえつこ（Vo）がバウスシアターに寄せたメッセージが公開された。

バウスシアターで長年にわたって『爆音映画祭』を開催してきたboidの樋口泰人は、同作に寄せて「この歌たちの生まれてきた、果てしなく遠い彼方の場所と時間のことを思った。過去でも未来でもある彼方のその場所が、今ここにいるわたしの身体を震わせているのだ」とのコメントを発表している。

なお相対性理論は、7月22日に初の日本武道館公演を開催。Tシャツ付きプレミアムチケットの先行予約は3月9日12:00まで受付中だ。また『天声ジングル』には同公演で使用できる「“八角形のなにか”引換券」が封入される。

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