ドキュメンタリー映画『ラスト・タンゴ』が、7月に東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほか全国で公開される。
ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮を務める同作は、「タンゴ史上最も有名なダンスペア」と称されるマリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペスを題材にしたドキュメンタリー。愛や葛藤を抱きながらも50年近くも共に踊り続けてきた2人の軌跡を、彼ら自身の証言と、若いダンサーたちによる再現シーンを交えて辿っていく。
監督は『山形国際ドキュメンタリー映画祭1999』インターナショナルコンペティション部門グランプリを獲得した『不在の心象』や、ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮を務めた2004年の『ミュージック・クバーナ』などを手掛けたヘルマン・クラル。