写真展『安部公房へのオマージュ/写真とヴォイアリズム』が、3月12日から東京・東雲のG/P gallery Shinonomeで開催される。
同展は、3人の写真家・横田大輔、川島崇志、赤石隆明が「写真の拡張」をテーマに、2012年から開催している実験的な合同展『漂流』の3回目。毎回ゲストアーティストを招いており、今回は回転や振動で発生する残像を用いて錯覚を生み出す立体作品や、「場」を虚像としての空間へ移行させるインスタレーションなどを制作する小宮太郎が参加する。
『安部公房へのオマージュ/写真とヴォイアリズム』では、安部公房の小説からインスピレーションを得て、各作家それぞれが「写真の拡張」を試みるという。