『2015年度 ヤング・ポートフォリオ』展が、3月19日から山梨・清里フォトアートミュージアムで開催される。
『ヤング・ポートフォリオ』は、35歳以下の作家を対象に写真を公募し、優秀な作品を清里フォトアートミュージアムが購入することで、作家を支援する企画。1995年からスタートした同企画には、これまで11万点を超える作品が応募されており、現在では5千点超の作品を収蔵しているという。
『2015年度 ヤング・ポートフォリオ』展では、写真家の森山大道と北島敬三、同館館長の細江英公が選考委員を務めた2015年度『ヤング・ポートフォリオ』の購入作品を展示。世界30か国から集まった5千点を超える作品の中から選ばれた196点を紹介する。
また、森山ら選考委員の初期作品15点に加えて、過去に『ヤング・ポートフォリオ』で作品を購入され、35歳を過ぎた作家たちによる近作も展示される。さらに、作家によるギャラリートークや、選考委員による講評なども実施。各イベントや展示作家の詳細は同館のオフィシャルサイトをチェックしよう。
なお、『2016年度 ヤング・ポートフォリオ』の作品募集は、4月15日からスタートする。選考委員は北島と細江に加えて、台湾の写真家・張照堂が担当。同企画で海外から選考委員を迎えるのは、今回が初となる。