エリック・ロメール監督の特集上映『ロメールと女たち』が、5月21日から東京・角川シネマ有楽町で開催される。
ヌーヴェルヴァーグ運動の中心人物であるエリック・ロメールは、高校で文学教師を務めた後、1962年に初監督作品『獅子座』を発表。1983年に『海辺のポーリーヌ』で『第33回ベルリン国際映画祭』監督賞、国際批評家賞を受賞したほか、1986年に『緑の光線』で『第43回ヴェネチア国際映画祭』金獅子賞を受賞している。2010年に89歳で逝去した。
『ロメールと女たち』では、「六つの教訓話」シリーズから『コレクションする女』『モード家の一夜』『クレールの膝』、「喜劇と格言劇」シリーズから『海辺のポーリーヌ』『満月の夜』『緑の光線』『友だちの恋人』、4本の短編から構成されるオムニバス映画『レネットとミラベル/四つの冒険』といった少女や女性を描いた8作品をデジタルリマスター版で上映する。前売りチケットは4月9日から販売スタート。