アートと食、音楽の複合イベント『Reborn-Art Festival』が、2017年夏に宮城・石巻、牡鹿半島エリアで開催される。
実行委員会と一般社団法人APバンクの共催による同イベント。国内外のアーティストを招聘し、地域の魅力を再発見すると共に広く発信することで、石巻の活性化を目指す。イベント全体の企画構成や参加アーティストの選定は、中沢新一、ワタリウム美術館CEOの和多利浩一、同館長の和多利恵津子、小林武史によって組織されるクリエティブユニットが手掛ける。
アート分野では約40組のアーティストが参加予定。現在明らかになっている出展作家にはヨーゼフ・ボイス、JR、金氏徹平、マイク・ケリー、クー・ジュンガ、ギャレス・ムーア、カールステン・ニコライ、ナム・ジュン・パイク、フィリップ・パレーノ、マーク・クイン、齋藤陽道、さわひらき、島袋道浩、ルドルフ・シュタイナー、鈴木康広、宮島達男の16組が名を連ねている。音楽の出演者は後日発表される。
また『Reborn-Art Festival』のプレイベントとして、7月30日と31日に宮城・石巻港の雲雀野埠頭で『Reborn-Art Festival×ap bank fes 2016』が開催。音楽を中心に、食、アートにまつわるイベントやワークショップも行なわれる予定だ。開催発表とあわせてBank Bandの出演が明らかになっている。なお『ap bank fes』の開催は2012年以来、約4年ぶりとなる。
『Reborn-Art Festival』実行委員長を務める小林武史は、「石巻/牡鹿半島で暮らす人々と集まる人々、自然と文化、その場所の記憶と未来、若者と先輩方。多様性に富んだ様々な要素が混ざり合い、色んな循環が生まれ、未来へつながる力が生まれること。まだまだ道のりは始まったばかりですが、試み企みつつ、化学反応を起こしていきたいと思っています」と意気込みを語っている。
また櫻井和寿（Mr.Children、Bank Band）は「支援をする側と支援を受ける側という関係ではなく また 苦しみや悲しみを分かち合うだけの間柄でなく 美しさ 楽しさ 文化 未来をも一緒に感じあえる そんな幸せなイベントにしていけたらと考えています」とのコメントを寄せている。
