□字ックの舞台『荒川、神キラーチューン』が、6月29日から東京・池袋の東京芸術劇場、7月9日から愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLATで上演される。
山田佳奈がレコード会社勤務を経て2010年に立ち上げた□字ック。これまでの公演では、快速東京、THEラブ人間、THE BOHEMIANSらが楽曲提供をしている。
『荒川、神キラーチューン』は2014年に初演され、『Corich舞台芸術まつり!2014春』でグランプリ、『2014年度サンモールスタジオ選定賞』で最優秀団体賞を受賞。人間関係の希薄さや他人への干渉を避ける風潮が引き起こした実際の事件をもとに構想された作品で、中学教師の渋谷ショーコがストーカー被害にあっている自分の生徒に「じゃあ、先生はわたしが殺されそうになったら、代わりに殺されてくれますか?」と問われ、これまで蓋をしてきた自らの過去を思い出すというあらすじだ。
今回の再演では、渋谷ショーコ役を町田マリーが演じるほか、鬼頭真也(夜ふかしの会)、澤田育子(拙者ムニエル、good morning N˚5)らがキャストに名を連ねている。チケットの一般発売は5月8日10:00からスタート。なお同公演のビジュアルも公開されたのであわせてチェックしてみよう。