DULL-COLORED POPの舞台『演劇』が、5月12日から東京・王子小劇場、6月3日から新潟・新潟古町えんとつシアターで上演される。
2005年に、作・演出を手掛ける谷賢一によって旗揚げされたDULL-COLORED POP。現代劇や古典悲劇、不条理劇、海外戯曲、ミュージカルなど幅広い表現を通して、人間のグロテスクな一面をポップに描くことを試みているという。結成10周年を迎え、今回の公演『演劇』を持って活動休止期間に入る。
同公演は、「演劇」が始まる瞬間と終わる瞬間を切り取る作品。小劇場の悪しき習慣を断ち切りながら、小劇場でしかできないことを追求するという。出演者には劇団員の谷賢一、東谷英人、大原研二、塚越健一、中村梨那、堀奈津美、百花亜希に加え、井上裕朗、小角まや(アマヤドリ)、渡邊りょう(悪い芝居)、中田顕史郎らが名を連ねている。
また公演期間中に、リバイバル再演『DULL-COLORED POP名作短編集』として、過去公演の『全肯定少女ゆめあ』『エリクシールの味わい』も上演される。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。チケットの一般発売は本日4月11日からスタートする。