舞台『BENT』が、7月9日から東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演される。
同作は、第二次世界大戦中のドイツ・ベルリンを舞台に、ナチスドイツによる同性愛者への迫害を描いた作品。ある日ナチスによる同性愛者狩りで恋人と共に捕らえられたマックスが、強制収容所へ向かう汽車内で恋人を殺され、失意の中で送られた収容所で、同じく同性愛者であるホルストと働くうちに、気持ちを通わせるというあらすじだ。
同公演の演出を務めるのは、2013年に『読売演劇大賞』最優秀演出家賞を受賞した森新太郎。マックス役を佐々木蔵之介、ホルスト役を北村有起哉が演じるほか、マックスの恋人でダンサーのルディ役に中島歩、ルディが働くクラブのママ・グレダ役に新納慎也、マックスがクラブから連れ帰ってきた男でナチスドイツの突撃隊員・ウルフ役に小柳友がキャスティングされている。
なお、同公演は仙台、京都、広島、福岡、大阪での上演も予定されている。東京公演のチケットの一般発売は4月23日からスタート。