『映画 日本刀 ~刀剣の世界~』が、5月下旬から東京・TOHOシネマズ日本橋で公開される。
同作は、名刀と呼ばれる日本刀とその持ち主である武将たちの歴史を振り返りながら、現代に伝わる刀鍛治師や刀研磨師の匠の技を紹介するドキュメンタリー映画。
劇中では「明石国行」「童子切安綱」「三日月宗近」「へし切長谷部」といった国宝指定の刀を含む25振りの日本刀を紹介するほか、刀鍛冶師として奈良県無形文化財に認定されている月山貞利、人間国宝の刀研磨師・本阿弥光洲らが登場。劇中ナレーションは、日本刀を擬人化したゲーム『刀剣乱舞』で三日月宗近の声を担当している声優・鳥海浩輔が務める。
また5月9日までクラウドファンディングプラットフォームの「MotionGallery」で、同作の公開劇場の拡大と海外映画祭への出品を目的とした資金募集プロジェクトを実施中。500円から30,000円までのプランが用意されており、リターンには映画完成披露試写会や、実物の日本刀の見学と撮影会への招待、刀剣博物館貸し切り展示会への招待などが予定されている。目標金額は200万円となる。