安野モヨコが日本近代文学を編む文庫シリーズ、第1弾は「女体」

安野モヨコ選・画による書籍『女体についての八篇 晩菊』が、4月21日に刊行される。

同書は、安野が大正から昭和期の日本の文豪たちの小説からテーマごとにアンソロジーを編纂し、挿絵を描き下ろす文庫シリーズの第1弾。全4冊のシリーズが予定されており、第1弾は「日本の女体美」をテーマに据えている。

収録作品は、太宰治『美少女』、岡本かの子『越年』、谷崎潤一郎『富美子の足』、有吉佐和子『まっしろけのけ』、芥川龍之介『女体』、森茉莉『曇った硝子』、林芙美子『晩菊』、石川淳『喜寿童女』の8作品。安野による挿絵8点とあとがきも収められる。

※記事掲載時、一部表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

書籍情報

『女体についての八篇 晩菊』

2016年4月21日(木)発売
編者:安野モヨコ
著者:太宰治、岡本かの子、谷崎潤一郎、有吉佐和子、芥川龍之介、森茉莉、林芙美子、石川淳
価格:626円(税込)
発行:中央公論新社

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