8月6日から全国で公開される生田斗真の主演映画『秘密 THE TOP SECRET』に吉川晃司が出演することがわかった。
吉川が演じるのは、生田演じる薪剛が室長を務める科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」と対峙する凶悪犯・貝沼清孝。28人を殺害した貝沼は物語の鍵を握るキャラクターで、第九の闇として封印されたある事件と関わりがあるという役どころだ。薪との因縁の対決も見どころになるという。今回の発表とあわせて日食の光を背景にした貝沼のビジュアルが公開された。
『秘密 THE TOP SECRET』は、清水玲子による同名漫画の実写映画版。被害者の脳の記憶を映像化する「MRIスキャナー」を使って捜査を行なう警察庁の特別機関・第九のメンバーが少女の行方不明事件を捜査するうちに、やがて貝沼事件や薪の亡き親友で元第九メンバー・鈴木との関係性、知られてはいけない第九最大の秘密が明らかになっていくというあらすじだ。薪役の生田や新人捜査官・青木一行役の岡田将生、鈴木役の松坂桃李をはじめ、栗山千明、大森南朋、リリー・フランキーらがキャストに名を連ねている。メガホンを取るのは大友啓史。
大友啓史監督のコメント
唯一無二の存在。それが吉川晃司を語る、それこそ唯一無二の表現であるように思います。原作の貝沼像以上に、作品の通奏低音を作り出す。この映画の世界観を決定付けるそんな存在を求めて、「るろうに剣心」でもご一緒した吉川さんに辿りつきました。人の魂を鷲掴みにし、揺さぶり、その人の人生を大きく変えてしまう貝沼という男を吉川晃司がどのように演じたのか。この映画の、間違いなく大きな見所の一つです。どうぞご期待ください。