国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2016』が、6月2日から東京、神奈川・横浜の各会場で開催される。
今年で18回目の開催を迎える同イベントでは、100以上の国と地域から応募された約6千作品の中から厳選された約200作品を上映。グランプリ作品が次年度の『アカデミー賞』短編部門のノミネート選考対象となる「オフィシャルコンペティション」をはじめとする7つの部門と、そのほかの特別プログラムで構成される。一部の有料イベントを除き、上映は無料となる。
同イベントでは、ロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオ、ブラット・ピットが本人役で出演しているマーティン・スコセッシ監督『オーディション』と、『ルーム』で『第88回アカデミー賞』主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが出演および共同監督を務める『オモイ想い』を国内初上映。さらに現代アーティスト・JRの監督作でデ・ニーロが出演した『エリス』、新作『神様メール』の日本公開を控えるジャコ・ヴァン・ドルマル監督『乗り出し危険』、ヴェルナー・ヘルツォークがナレーション、キャータン・スヴェインソン(ex. Sigur Ros)が音楽を担当した『レジ袋の旅』などが上映作品にラインナップしている。
また関連イベントとして、写真家レスリー・キーの監督作『PHANTOM』のプレミア上映や、元ピクサーアニメーションスタジオの堤大介監督による新作アニメーション『ムーム』のプレミア上映イベントなどを実施。河瀬直美、斎藤工らのトークも開催される。上映プログラムと各イベントのスケジュールはオフィシャルサイトでチェックしよう。参加予約は現在受付中。