映画『シング・ストリート 未来へのうた』の予告編が公開された。
7月9日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国で公開される同作は、『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』などのジョン・カーニー監督の新作映画。大不況下にある1985年のアイルランド・ダブリンを舞台に、憂鬱な毎日を送る14歳のコナーが街で一目惚れしたラフィーナを振り向かせるため、バンドを結成して街や海辺でPVのゲリラ撮影を始めるというあらすじだ。
公開された予告編では、コナーが転校した学校でいじめられている様子や、部屋の中でレコードを聴きながら飛び跳ねる姿、タバコをくわえた自称モデルのラフィーナに出会うシーンに加え、バンドを組むためにメンバーを集める様子や街中でPVを撮影する場面など、コナーが音楽を通して人生を切り拓いていく様を垣間見ることができる。映像内で流れる楽曲は、ゲイリー・クラークが手掛けたオリジナル曲で、劇中ではコナーのバンド「シング・ストリート」の楽曲として使用されている。
なお同作を鑑賞したボノ(U2)はバンドのオフィシャルサイトで賞賛の言葉を贈っている。