デジタル音楽ディストリビューションサービス「TuneCore Japan」によるアーティストへの還元額が2015年末時点で6億円を突破したことがわかった。
このうちの半数以上である3億5千万円を2015年度のみで還元。今年度中にはサービス開始からのアーティストへの総支払額が10億円を超える見込みになっている。また同サービスのミッションである海外からの売上が占める割合は約10パーセント。今後は売上比率50パーセントを目指していくという。
TuneCore Japanは、自分が作った音楽をiTunes Store、Apple Music、Google Play Musicといった世界約111か国の配信ストアで販売することができるアメリカの音楽配信ディストリビューションサービス「TuneCore」の日本版。各ストアの楽曲配信の収益が100パーセント利用者に還元される仕組みになっている。昨年同サービスを利用して楽曲配信した事例には、Char、坂本龍一、サニーデイ・サービス、KOHH、Yogee New Waves、never young beachらが名を連ねている。