特集上映『エミール・クストリッツァ 自由を鳴らせ!』が、6月18日から東京・池袋の新文芸坐で開催される。
サラエボ出身の映画監督であるエミール・クストリッツァは、初の長編監督作『ドリー・ベルを憶えてる?』で『第38回ヴェネチア国際映画祭』新人監督賞を受賞。その後も『パパは、出張中!』『アンダーグラウンド』で『カンヌ国際映画祭』パルムドールを2度受賞している。
同イベントでは、『第55回ヴェネチア国際映画祭』で銀獅子賞を受賞した『黒猫・白猫』や、ユーゴスラビア内戦を背景にしながらも楽観的な作風の『ライフ・イズ・ミラクル』に加え、『第42回カンヌ国際映画祭』で監督賞を受賞した『ジプシーのとき』、第二次世界大戦から内戦までのユーゴスラビアの歴史を描いた『アンダーグラウンド』の4作品を上映する。
各日入れ替えなしの2本立てで上映されるほか、最終回1本は割引料金で鑑賞できる。