ウォン・カーウァイ監督の特集上映が6月11日から東京・高田馬場の早稲田松竹で開催される。
中国・上海に生まれ、5歳の時に香港に移住したウォン・カーウァイ。撮影監督のクリストファー・ドイルによる手持ちカメラやスローモーションを使った映像で知られ、『恋する惑星』『天使の涙』『ブエノスアイレス』『2046』『マイ・ブルーベリー・ナイツ』など数多くの作品を発表している。
今回のイベントでは、トニー・レオン、フェイ・ウォン、金城武らが出演した『恋する惑星』、当初は『恋する惑星』のために考えられていたエピソードをもとにした『天使の涙』、トニー・レオンが『第53回カンヌ国際映画祭』で最優秀男優賞を受賞した『花様年華』、男性同士の恋愛を描いた『第50回カンヌ国際映画祭』監督賞受賞作『ブエノスアイレス』の4作が上映される。