国分寺大人倶楽部の最終公演『ラストダンス』が、7月6日から東京・下北沢のシアター711で上演される。
英語劇団体「ひとりだ」を母体に、全作品の作・演出を手掛ける河西裕介が2007年に旗揚げした国分寺大人倶楽部。2012年に『ハローワーク』を上演して以来、活動を休止しており4年ぶりの公演となる『ラストダンス』をもって解散する。
同公演の出演者には劇団員に加え、林竜三、松本亮、前田昴一、笠井里美(アマヤドリ)、望月綾乃(ロロ)、えみりーゆうな、藍屋奈々子(in企画)が名を連ねている。また7月6日から7月8日までの公演は、終演後に「おまけ演劇」として『解散に至る経緯』が上演される。チケットは現在販売中だ。
河西裕介のコメント
4年ぶりの公演が、解散公演になってしまいました。
ごめんなさい。
最後だからといって、特別なことはありません。
最後まで、ただただ丁寧に、人間を描くだけです。
あ、一つだけお願いがあります。
国分寺大人倶楽部という劇団があったこと、たまに思い出してやってください。
たまにでいいんです。
いつか、どこかの劇場で、河西の脚本、後藤、加藤、大竹の演技、井上の美術を見かけた時、ほんの少しだけ、国分寺大人倶楽部のことを思い出してやってください。
どうか。
どうか忘れないで。
今思うことはそれだけです。