実際の身代金誘拐事件を映画化、P・アルモドバル製作『エル・クラン』

パブロ・トラペロ監督の映画『エル・クラン』が、9月から東京・新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。

1983年にアルゼンチンで実際に起きた事件に基づいた映画『エル・クラン』。富裕層だけを狙った高額の身代金誘拐事件が多発し、周囲では不安が募る中、いつもと変わらない生活を送る家族の秘密を描いた作品だ。

なお同作は『第72回ヴェネチア国際映画祭』銀獅子賞を受賞しているほか、『第10回アルゼンチンアカデミー賞』では5部門を受賞。製作として『オール・アバウト・マイ・マザー』『ボルべール〈帰郷〉』などで知られるペドロ・アルモドバル監督が名を連ねている。

作品情報

『エル・クラン』

2016年9月から新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開

監督:パブロ・トラペロ
脚本:パブロ・トラペロ、ジュリアン・ロヨラほか
出演:
ギレルモ・フランセーヤ
ピーター・ランザーニ
リリー・ポポヴィッチ
ほか
配給:シンカ、ブロードメディア・スタジオ

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