長島有里枝の個展『縫うこと、着ること、語ること。』が、6月17日から兵庫・デザイン・クリエイティブセンター神戸で開催される。
今年春に東京・外苑前のMAHO KUBOTA GALLERYで個展を開催し、自身の母親と共作したテントを発表した長島有里枝。昨年10月からデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)のアーティストインレジデンス招聘作家として、約半年間にわたって滞在制作を行なってきた。
アーティストインレジデンスの成果発表展となる『縫うこと、着ること、語ること。』では、長島と彼女の私生活のパートナーの母親が共同で制作したタープを発表。さらに制作中にタープの素材となる古着を集めるために女性たちと出会い、捨てられない古着を所有する彼女たちの想いを聞きながら撮影した写真を構成し、タープと共にインスタレーション形式で展示する。