映画『生きうつしのプリマ』が、7月16日から東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。
同作は、1年前に亡くなった母エヴェリンに生き写しの女性カタリーナを追ってドイツからアメリカ・ニューヨークを訪れた娘ゾフィが、母とカタリーナの秘密に迫るというあらすじだ。
劇中音楽にオペラやジャズなどを使用しながら、母と娘の関係を軸にしたミステリーを描いたのは、『ハンナ・アーレント』のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督。メトロポリタン・オペラで歌うプリマドンナのカタリーナとエヴェリンの2役を、『ハンナ・アーレント』主演のバルバラ・スコヴァが演じる。売れない歌手のゾフィ役には『帰ってきたヒトラー』のカッチャ・リーマンがキャスティングされている。