大駱駝艦の舞台『パラダイス』が、6月30日から東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演される。
舞踏家、俳優の麿赤兒が主宰を務める大駱駝艦は、1972年に設立された舞踏集団。自らの様式を「天賦典式」と名付け、身振りや手振りで構築された作品を数多く発表しており、これまでに5回にわたって『舞踊批評家協会賞』を受賞している。
同公演は人が幻想を抱き、求め続ける「パラダイス」を表現した作品。舞台は白の屏風で覆われ、床面の色も白となる。振鋳、演出を手掛けるのは麿赤兒。音楽はこれまでにも大駱駝艦とコラボレーションしているジェフ・ミルズと尺八演奏家の土井啓輔、ビジュアルの撮影と題字は荒木経惟が担当している。チケットは現在販売中だ。