マーカス・クリンコの写真展『David Bowie Unseen』が、7月8日から東京・代官山のGALLERY SPEAK FORで開催される。
スイス生まれのマーカス・クリンコは、クラシックハープ奏者としてのキャリアを経て1996年にファッションフォトグラファーに転向。2002年に発表されたデヴィッド・ボウイのアルバム『Heathen』のジャケットや、ボウイの妻イマン・アブドゥルマジドのアートブック『I am Iman』を手掛ける。さらにBeyonce、Lady Gaga、ジェニファー・ロペス、ブリトニー・スピアーズらのビジュアルイメージ作りに携わるほか、『VOGUE』『Vanity Fair』『GQ』などで活動している。
ボウイの死を受けてクリンコが発起した同展は、アメリカ・マイアミ、ハリウッド、スイス・バーゼル、フランス・パリなど世界中を巡回。『Heathen』リリース前後に撮影された未公開のポートレートを中心に、当時のフィルムをスキャンし、プリントした作品約20点が展示される。展示作品は全て販売されるほか、会場では机上用のミニプリントを販売。