Nerholの展覧会『roadside tree - Printed Matter』が、7月18日まで東京・恵比寿のPOSTで開催されている。
2007年に結成されたNerholは、彫刻家の飯田竜太とグラフィックデザイナーの田中義久によるアーティストユニット。8月28日まで石川・金沢21世紀美術館で個展『Promenade』を開催しており、伐採処分された街路樹をモチーフとした新作シリーズ『multiple - roadside tree』を発表している。
『roadside tree - Printed Matter』展では、『Promenade』展のカタログを見開いた状態で並列させるインスタレーションを展示。同書には、街路樹を薄く輪切りにして撮影した写真の束を彫り込んだ『multiple - roadside tree』の作品が47点収録されており、POSTの会場では同作のバリエーションを見比べることができる。