特集上映『北欧映画の夏祭り』が、8月6日から東京・ユジク阿佐ヶ谷で開催される。
北欧で製作された様々なジャンルの映画14本を上映する同イベント。上映作品には、IKEA創業者の誘拐を企てる家具屋を描いた『ハロルドが笑う その日まで』、トーベ・ヤンソンとパートナーのトゥーリッキ・ピエティラが彼らのクルーブ島での生活を映画にした『ハル 孤独の島』に加え、『ぼくのエリ 200歳の少女』『シンプル・シモン』『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』などがラインナップしている。またフィンランドを舞台にした『かもめ食堂』も上映される。
さらに会期中の8月20日からはアキ・カウリスマキ監督の特集を実施。『街のあかり』『過去のない男』『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』『マッチ工場の少女』の監督作4本と、カウリスマキらが提唱する「タンゴの起源はフィンランドである」という説に異議を唱えるアルゼンチン人を追ったドキュメンタリー『白夜のタンゴ』を上映する。
なお『北欧映画の夏祭り』の上映作品3本を3,000円で鑑賞できる3回券が、当日受付窓口で販売。各作品の上映スケジュールはユジク阿佐ヶ谷のオフィシャルサイトで確認しよう。