映画『ミス・シェパードをお手本に』が、12月から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。
同作は、劇作家アラン・ベネットの回想録『The Lady in the Van』が原作。イギリス・ロンドンのカムデンタウンを舞台に、路上に停めた古い黄色の車の中で自由に暮らす「ミス・シェパード」と、路上駐車を咎められた彼女に自宅の駐車場を貸した劇作家ベネットの15年続く共同生活を描いた作品だ。
高飛車な態度や突飛な行動をとるミス・シェパード役を演じるのは、舞台版でも同役を16年間にわたって演じたマギー・スミス。彼女に振り回されながらも、作家として惹かれていくベネット役には、ロイヤル・ナショナル・シアター、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどの舞台で活動するアレックス・ジェニングスがキャスティングされている。監督は『英国万歳!』などのニコラス・ハイトナーが務めた。