劇団ヨーロッパ企画の舞台『来てけつかるべき新世界』が、9月16日から東京・下北沢の本多劇場ほか全国10劇場で上演される。
1998年に結成し、京都を拠点に活動するヨーロッパ企画はコメディーを中心に上演する劇団。年間約1本の本公演ツアーや、大小様々な企画公演に加えて、映画祭、テレビ、ラジオ、携帯アプリ、雑誌など幅広い分野で活動している。また、これまでに舞台『サマータイムマシン・ブルース』『曲がれ!スプーン』が本広克行監督によって映画化されている。
『来てけつかるべき新世界』は、将棋サロンやゲームセンターがあり、「おっさん天国」と称される大阪・新世界を舞台にしたSF作品。「おっさん」がドローンと戦ったり、ロボットアームに王手飛車取りを迫られたり、ホログラフィの娘と言い合いしたりする世界が描かれるという。
作・演出を手掛けるのはヨーロッパ企画主宰の上田誠。音楽はキセルが担当し、客演には金丸慎太郎、藤谷理子、福田転球(転球劇場)を迎える。チケットの一般発売は7月23日にスタート。
同公演は東京公演に加えて、9月3日にプレビュー公演を実地する栗東、京都、広島、福岡、大阪、四日市、高知、横浜、名古屋の全国10か所を巡回する。詳細はヨーロッパ企画のオフィシャルサイトで確認しよう。