榮榮&映里と袁廣鳴の展覧会『記憶の円環|榮榮&映里と袁廣鳴の映像表現』が、7月23日から茨城・水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。
中国・北京を拠点に活動する中国人と日本人の写真家ユニット・榮榮&映里と、台湾のビデオアートの先駆者として知られる袁廣鳴。同展では展示空間を二つに分け、それぞれの個展のように空間が構成されるという。
中国の社会的現実と彼らの生活を写した作品や、自身の身体を媒体として人と自然との関係性を表現する榮榮&映里は、『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012』で発表した『妻有物語』を中心に家族や人への愛をテーマにした作品を発表。袁廣鳴はケーブルカムを使用した作品や超速度撮影された作品など大規模な映像インスタレーションを展示するという。7月23日にはアーティストトークが開催予定だ。