『ダダ100周年フェスティバル + SPIRAL「GALLERY VOLTAIRE」』が、8月4日から東京・表参道のスパイラルで開催される。
それまでのアートを否定する芸術活動として、1916年にスイス・チューリッヒのキャバレー・ヴォルテールで産声を上げたとされるダダイズム。100周年を迎える今年はスイスを中心に各地で記念イベントが開催される。
『GALLERY VOLTAIRE』では、ダダの精神を現代的に解釈するTOLTA、Stillllive with Nigel Rolfe、関川航平の3組のアーティストを紹介。
TOLTAは現代における「宣言文」の構築を模索する展示『ダダでない ダダでなくない』を行なうほか、フーゴ・バルやトリスタン・ツァラといったダダイストをモチーフにしたパフォーマンス作品『スペクトラム・ダダ・ナイト』を上演する。Stillllive with Nigel Rolfeは、現代における「パフォーマンス」の意義や意味などを語り合うトークと共にパフォーマンスプログラム『Emotion in Motion』を実施。関川航平は「あらかじめ告知された行為が、その場所で予定通り行われる」という1分間のパフォーマンスを8月18日から11日間連続で行なう。
さらにスパイラル1階のMINA-TOでは、様々な作家がダダイズムから名づけられたウルトラ怪獣・ダダをモチーフに制作した限定ポスターを販売する「DADAポップアップショップ」を展開。参加作家は、江口寿史、groovisions、so+ba、中村哲也、micca、Sokkuan、竹井千佳、葉山有樹、田渕正敏+WALTZ.、大崎奏矢、ショウジョノトモとなる。
各プログラムの詳細はスパイラルのオフィシャルサイトをチェックしよう。