麻生周一の漫画『斉木楠雄のΨ難』が実写映画化。2017年に全国で公開される。
2012年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている『斉木楠雄のΨ難』は、生まれながら超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄を主人公にした作品。超能力を持ってしまったために日々災難に見舞われる楠雄の日常を描く「サイキック学園コメディー」だ。
映画版で楠雄役を演じるのは山崎賢人。監督は原作者の麻生から「映画化するなら、ぜひとも福田監督で!」と熱望されたという福田雄一が務める。福田監督は「自分が監督するなら、どうしても山崎賢人で!」と山崎の起用を希望したという。撮影は今年秋にクランクイン。2017年春の完成を予定している。
麻生は、福田監督が空知英秋の漫画『銀魂』の実写映画版でも監督を務めることから「『銀魂』の片手間でやったりしませんよね?今をときめく山崎賢人さんを起用してまさかそんな訳ないとは思いますが...。信じてますよ!」とコメント。一方の福田監督は「なんつってもこれの脚本、銀魂よりはるかに前に上がってましたからっ!決して二股とかじゃないんでっっ!」と語っている。
福田雄一監督のコメント
待ちに待った斉木楠雄のΨ難の発表です。ご承知の通り、1年半前の発表のときに、監督をやらせていただくことは決まっていました。大人の事情で、黙っていましたが、その間に銀魂の発表があるなんて「斉木楠雄!ジャンプ内での権力がないのかっっ!?」と。「集英社っ!明らかに発表のタイミング、間違ったよね!?」と。そんなことを思ったりもしました。でも僕には関係ありません!ジャンプ原作の漫画を立て続けに2つやらせていただくことにプレッシャーを感じていますが(あ、変態仮面を含めると3つ。含めていいんですよね?)この作品も、いろんな大人に力を貸してもらえるようなのでっ!原作ファンのみなさまにも楽しんでいただけるよう、精一杯がんばりたいと思います!なんつってもこれの脚本、銀魂よりはるかに前に上がってましたからっ!決して二股とかじゃないんでっっ!
そして山﨑賢人は本来、ツンデレとかじゃないのです!めっちゃおもろい男なのです!そして緑のメガネが似とにかく笑えるギャグ映画に仕上げたいと思います!銀もピンクも頑張りますよ!麻生周一のコメント
実写映画化が発表された時、家族や親戚、友達などから沢山のお祝いの言葉をいただきました。しかし今では誰もその事に触れません。それもそのはず...だって発表から約一年半、一切続報がない!!主演も監督も決まってたはずなのに全く発表しないもんだから正直僕も『あっ消えたな』って思いました。ともあれ発表から続報までにここまで時間がかかるとは予想外でしたが、映画化はとても嬉しく思っております!!
ただ出来る事なら僕も『銀魂』くらいサクサク発表したかった...。ていうか監督一緒じゃん!!誌面で見て思わず『これのせいかァァァァァァ!!』ってツッコミましたけど違いますよね?『銀魂』の片手間でやったりしませんよね?今をときめく山崎賢人さんを起用してまさかそんな訳ないとは思いますが...。信じてますよ!