舞台『昔々日本』が9月8日から東京・池袋の東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。
同公演は、東京演劇大学連盟に加盟する日本大学、桐朋学園芸術短期大学、多摩美術大学、玉川大学、桜美林大学の5大学による共同制作公演の第4弾。昨年は、野上絹代(快快)が演出を担当した野田秀樹作の舞台『カノン』を上演した。
『昔々日本』は劇団「範宙遊泳」主宰の山本卓卓による書き下ろしの新作。演出も山本が担当し、オーディションで選出された学生キャストや若手の演劇人らが参加する。チケットは現在販売中。なお同公演は、文化庁委託事業『平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業』に選出されている。
山本卓卓のコメント
物語なんか、現実に比べれば無価値だと言われたとしてさえ、僕たちは空をぼんやり眺めて明日を想ったりすることをやめない。そういう誓いをした。それでいて本当に明日が来た時に、それが想っていたものと違って傷ついたりしても、次の明日を想ったりすることをやめない。そういう誓いをした。僕たちの誓いの、その披露宴をやります。