川原礫の小説シリーズ『ソードアート・オンライン』がハリウッドで実写ドラマ化されることがわかった。
小説『ソードアート・オンライン』はオンラインゲーム「ソードアート・オンライン」を舞台に、主人公・キリトの活躍を描いた作品。オンライン小説として発表され、その後に書籍化をはじめ、漫画、テレビアニメ、ゲームなど様々なメディアで展開された。劇場版アニメ『劇場版 ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール―』が2017年春に公開されることも決定している。
ドラマ化は、デイビッド・エリソンが設立したアメリカの映画製作会社「スカイダンス」が原作小説の世界における実写映像化権を購入したことで実現。ストーリーは原作に基づいたものになる予定で、パイロット版エピソードの脚本は『アバター』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の製作総指揮を務めたレータ・カログリディスが担当する。
さらにVR体験を開発する「スカイダンス・インタラクティブ」が『ソードアート・オンライン』のVRプロジェクトも企画しているという。
川原礫のコメント
『ソードアート・オンライン』がハリウッドで実写ドラマ化、しかもあのスカイダンスによって……という思いがけない展開にとても興奮し、また感動しています。映像を見られる日が楽しみで仕方ありません。今回のドラマ化を実現させて下さった全ての関係者様、そして『ソードアート・オンライン』をいままで応援して下さった全世界のファンの皆様に心から感謝いたします。
レータ・カログリディスのコメント
何年もの間、『ソードアート・オンライン』シリーズの独創的で見事なストーリーテリングにインスパイアされてきました。最先端でありながら時代を問わない『ソードアート・オンライン』のストーリーを、スカイダンスで新しいシリーズとして立ち上げられること、また優秀なパートナーたちと共に仕事ができることを嬉しく思っています。
デイビッド・エリソンのコメント
スカイダンスでは、世界観を創作するというVRビジネスに取り組んでおり、テレビドラマをはじめ実写展開を計画しています。『ソードアート・オンライン』は、壮大なポップカルチャー現象となることでしょう。世界中の『ソードアート・オンライン』ファンに敬意を表し、レータや川原礫、そしてKADOKAWAやアニプレックスのチームと共に、真に感動的な新しい『ソードアート・オンライン』の世界を創り上げていくことを楽しみにしています。