映画『シネマハワイアンズ』が10月29日から福島で先行公開。11月から全国で公開される。
同作は、2006年の映画『フラガール』のモデルにもなった、スパリゾートハワイアンズのダンサーたちの現在を追ったドキュメンタリー映画。1966年に開業し、1990年まで常磐ハワイアンセンターの施設名で運営されていた福島・いわきのスパリゾートハワイアンズは、常磐炭鉱の閉山によって危機的状況に陥った地元を救うために建設され、ダンサーによるポリネシアンショーはほぼ毎日行なわれている。
映画ではスパリゾートハワイアンズの50周年を記念して企画されたショー『BIG MAHALO!!』が上演されるまでのダンサーたちの軌跡に密着。チームを牽引するリーダーやソロダンサー、先輩に憧れて練習に励む後輩ダンサー、夢を諦めたダンサーなど、様々なダンサーたちの姿が映し出される。ナレーションはいわきで育った秋吉久美子が担当。
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