東陽一監督の特集上映が、8月13日から東京・有楽町スバル座で開催される。
1934年に生まれ、今年で82歳を迎える東監督。9月10日からは常盤貴子と池松壮亮が共演する映画『だれかの木琴』の公開も控えている。
特集上映は『だれかの木琴』公開と、東作品を長年製作し続けてきたシグロの設立30周年を記念して開催。上映作品は、『ベルリン国際映画祭』銀熊賞に輝いた1996年の『絵の中のぼくの村』、妖怪「サトリ」を描いた1973年の『日本妖怪伝 サトリ』、烏丸せつこが3人の男を翻弄する1981年の『マノン』、筒井道隆主演による2000年の『ボクの、おじさん THE CROSSING』、石原さとみ演じる孫と菅原文太演じる祖父の交流を描いた2003年の『わたしのグランパ』、漫画家・西原理恵子と戦場カメラマン・鴨志田穣の元夫婦を描いた2010年の『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』の6本となる。