映画『ハート・オブ・ドッグ ~犬が教えてくれた人生の練習~』が10月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
1970年代からニューヨークのアートシーンで活動を続けるローリー・アンダーソンが監督・脚本・音楽を手掛けた同作。アンダーソンが2013年に逝去した夫のルー・リードと共に飼っていた愛犬ロラベルとの日々を通して、幼い日の記憶や母への愛情、リードとの別れなどが綴られる。
同作は2012年に制作が始まっていたが、リードの闘病と死去で中断。その後、リードに捧げる長編映画として完成した。実際の映像とアニメーションが融合した作品となり、アンダーソン自身が朗読を担当している。挿入歌にはルー・リードの“Turning Time Around”を使用。今回の発表とあわせて予告編も公開された。
作品情報
『ハート・オブ・ドッグ ~犬が教えてくれた人生の練習~』
2016年10月からシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
監督・脚本・音楽:ローリー・アンダーソン
挿入歌:ルー・リード“Turning Time Around”