『第38回ぴあフィルムフェスティバル』の上映作品が発表された。
9月10日から東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される同イベント。映画監督の登竜門としても知られる自主制作映画のコンペティション部門「PFFアワード」では483本の応募から選ばれた入選作品20本を上映し、最終審査を経てグランプリを含む各賞を決定する。
会期中にはトークと参考作品の上映によるプログラム『PFF映画講座シリーズ 映画のコツ~こうすればもっと映画が輝く~』を3つのテーマごとに実施。「俳優業と監督業」をテーマに据えた回には渡辺謙作、前野朋哉、森岡龍が登壇するほか、「映画の新しい表現」がテーマの回には橋口亮輔、鈴木敏夫、「作家映画の行方」がテーマの回には真利子哲也、堀越謙三が登壇する。
過去作品を再発見する企画『傑作発見!』ではドキュメンタリー映画『我等の時代の映画作家シリーズ ジョン・カサヴェテス』、ケント・マッケンジー監督作『The Exiles エグザイル』などを上映する。さらにジャック・リヴェットの追悼特集や、園子温、石井聰亙らによる8ミリフィルム作品を紹介する特集『8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~』などが行なわれる。またクロージングでは深田晃司監督の新作『淵に立つ』を先行上映する。
チケット先行抽選予約は8月12日11:00まで受付中。一般発売は8月13日からスタートする。
イベント情報
『第38回ぴあフィルムフェスティバル』
2016年9月10日(土)~9月23日(金)
会場:東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール、小ホール