アッバス・キアロスタミ監督の追悼上映『ありがとう、キアロスタミ!』が、8月17日から東京・渋谷のユーロスペースで開催される。
7月4日に逝去したアッバス・キアロスタミ監督。3日間にわたって行なわれる追悼上映では、日本で初めて紹介されたキアロスタミ作品だという『友だちのうちはどこ?』、日本で撮影され、遺作となった『ライク・サムワン・イン・ラブ』、ジャン=ピエール・リモザン監督によるドキュメンタリー『ドキュメント:キアロスタミの世界』、1990年公開の『クローズ・アップ』の4作品を上映する。
さらに8月17日にはおすぎと黒澤プロダクションのマネージャー・野上照代による対談を実施。なお10月19日からは追悼上映第2弾として、映画監督だけでなく写真家、詩人としても活躍したキアロスタミ監督の仕事を多角的に紹介する『キアロスタミ全仕事(仮)』が開催される予定だ。