実写映画『ハルチカ』の追加キャストが発表。あわせて場面写真が公開された。
『ハルチカ』は初野晴の青春推理小説「ハルチカ」シリーズをもとにした作品。幼なじみの高校生・ハルタとチカが、校内で起こる様々な事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集めてコンクール出場を目指すというあらすじで、頭脳明晰のホルン奏者・ハルタ役を佐藤勝利(Sexy Zone)、フルート初心者・チカ役を橋本環奈が演じることが明らかになっていた。
発表された追加キャストは、天才クラリネット奏者・芹澤役の恒松祐里、ティンパニ奏者・檜山役の清水尋也、吹奏楽部部長・片桐役の前田航基、元野球部のサックス奏者・宮本役の平岡拓真、チューバ担当・妙子役の上白石萌歌、片桐部長の恋人・わかば役の二階堂姫瑠。
場面写真では橋本演じるチカがフルートの練習に励む様子が確認できるほか、フルートを吹く橋本を正面から撮影したメイキング写真も公開された。なお橋本とハルタ役の佐藤はクランクインの4か月前から楽器の練習を行ない、劇中でも演奏を披露しているという。さらに公開日が2017年3月4日になることも明らかになった。
佐藤勝利(Sexy Zone)のコメント
本作で初めてホルンに触れました。ホルンは世界一難しい金管楽器と聞いていたので、本当に吹けるのかすごく心配でしたが、最初の練習で早速音を出すことができた時はとても嬉しかったのを覚えています。ハルタはもともとホルンがとても得意な役で、そのハルタの音色を出すために頑張って練習しました。とても苦労しましたがやりがいがありましたし、音色も形も美しいのが個人的にとても気に入っています。そして何より、清水北高吹奏楽部として一つの音楽を奏で、一つの映画を作ることができることにとても感動しています。
橋本環奈のコメント
吹奏楽もフルートも、本作で初めて経験しました。最初はドレミ・・・から劇中に出てくるオリジナル曲などを練習しましたが、まず音を出すことに苦労しました。私自身負けず嫌いなので、やっているうちに「もっともっと上手くなりたい」という思いが強くなり、とにかく一生懸命練習しました。吹奏楽部の演奏シーンでは、1人1人の練習の積み重ねと努力を皆で共有できたことが感慨深く、素晴らしいひと時を過ごすことができたと思います。この作品のおかげでフルートに出会い、先生のご指導のもと、ますます大好きになり魅了されていきました。これから長く続けていける楽器に出会え、私にとって大きな財産となりました。