展覧会『ロベール・ドアノーと時代の肖像―喜びは永遠に残る』が、9月15日から静岡・長泉町のベルナール・ビュフェ美術館で開催される。
1912年にフランス・パリ郊外のジャンティイで生まれた写真家のロベール・ドアノー。「イメージの釣り人」と評され、パリの恋人たちや子どもたちの表情、街頭の一場面といった庶民の日常を捉えた作品や、ポートレートを発表した。
同展では、イヴ・サン=ローランやアルベルト・ジャコメッティ、パブロ・ピカソといった同時代の芸術家、思想家、デザイナーらを写したポートレートを中心に展示。さらに代表作や未公開作も含む約140点が紹介される。
会期中には、ドアノーの次女フランシーヌ・ドルディルを招いた講演会や、ドアノーの孫クレモンティーヌ・ドルディルと堀江敏幸を迎えた朗読と対談のイベントを予定。詳細はベルナール・ビュフェ美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。
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