展覧会『レオナール・フジタとモデルたち』が、9月17日から千葉・佐倉のDIC川村記念美術館で開催される。
「乳白色の下地」と呼ばれる独自の技法で知られるレオナール・フジタこと藤田嗣治。第一次世界大戦前からフランス・パリで活動し、職業モデルを雇ってポーズの研究を行ないながら、社交界の名士や裕福なブルジョワから注文を受けて肖像画を制作したほか、家族や親しい友人を描いた。
フジタの描いた「モデル」にフォーカスした同展。フランス・エソンヌ県の協力により、フジタがモデル研究の集大成として群像表現に挑んだ4点の壁画を展示するほか、初期から晩年までの約90点の作品を描かれたモデルに関連する資料約150点と共に紹介する。
会期中には講演会やワークショップを開催。詳細はDIC川村記念美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。